相続に関するあらゆる問題を分かり易くまとめています
相続の問題は結構ドロドロになるようなイメージがありますよね。
相続については一般の人はあまり詳しくないことが多く、知識が不十分であるために間違った認識をしてしまい、トラブルに発展する例もあります。例えば親の面倒を一番よくしていた自分が、遺産を独占できるものだと勘違いしてしまう人もいます。親の世話をしていたからといって、必ずしも自分が遺産を独り占めできるわけではないのです。
○相続問題になりやすいケース
遺産を巡って、トラブルになりやすい原因としてよくあるものをご紹介しましょう。
・不動産(土地)しか遺産がない
・負債もたくさんあって相続したくない
・急死だったため遺言書がない
・遺言書の中身が自分にとって明らかに不利
・相続人の中に未成年者がいる
・相続人の中に行方不明の者がいる
(→相続人の中に、長年行方不明の人がいた場合でも、その相続人は遺産を受け取る権利があります。連絡がつかないからといって相続対象から除外していいわけではありません。
生死の確認、居場所の確認を何とかしてつきとめましょう。どうしても無理な場合には興信所や司法書士、弁護士などに相談するといいですが、費用もかかるのでやはり自分たちでツテを探したいものです。)
・分割協議が終わったのに新たな遺言書が見つかる
勿論、上記の他にもまだまだトラブル例はあります。