相続相談

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遺産相続と脱税

過去最高額の相続税脱税事件は、2008年3月11日に大阪地検特捜部に逮捕された、大阪市生野区の金融会社「東海商事」社長で大韓民国籍の李初枝(清水初枝、64歳)と、大阪市中央区の不動産賃貸業「光南興業」社長、李淑子(石井淑子、55歳)姉妹が起こした脱税事件です。
二人は、「東海商事」や「光南興業」など8社から成るグループ会社を1954年から1970年の間に創業した人物の長女と四女で、脱税額は最終的には2011年5月25日、大阪地方裁判所(横田信之裁判長)によって約27億9000万円と認定されました。

父親が2004年10月に87歳で死亡した後、他の相続人6人から申告を任されていた二人は、翌2005年に相続財産を約16億円として申告し、2006年に行なわれたはずの税務調査もすり抜けたようです。
しかし、大阪国税局は申告額が少ないと見て調査を続けており、遂に2008年3月11日の家宅捜索に至りました。
その日の家宅捜索で、長女の自宅ガレージから段ボール箱数十箱に詰められた50億円以上の札束が見付かり、これについて長女は「現金が自宅に有るのを忘れていた。」と言ったそうです。
その後長女は脱税額を検察と争い、結局、2011年5月25日の大阪地裁による判決では、父親から相続した遺産は約78億8000万円で、相続税脱税額は検察の主張より約1億6000万円少ない、それでも史上最高の約27億9000万円と認定され、懲役2年6ヶ月、罰金5億円(求刑懲役4年6ヶ月、罰金10億円)の実刑が言い渡されました。

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