相続に関するあらゆる問題を分かり易くまとめています
【相続問題になりやすい遺産分割協議、どうしてもまとまらない時は?】
相続問題はよくある事といっても、いざ自分がその立場になったら面倒ですよね。親族だからこそ、同じ相続人同士になると関係が悪くなってしまう事もあります。遺産分割協議で穏便に終わればいいのですが、ゴタゴタしてしまう協議も多いでしょう。
○遺産分割協議の一般的な流れ
被相続人の財産の調査
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相続人が単純承認、限定承認、相続放棄のどれかをしたら遺産分割協議に入る
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遺産分割協議スタート
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「遺産産分割協議書」の作成
この流れだけ見ればとてもシンプルですぐ終わりそうに感じますが、実際揉めてしまうケースも多いです。
遺産の中に不動産が含まれていれば、遺産分割協議は必須です。(不動産が含まれている場合がほとんどです)
遺産分割協議では各相続人の強い意思や希望も絡むので、なかなか話しがまとまらないことも多いのです。
○遺産分割協議をしても決まらない!
遺産分割協議で揉めることはよくあります。この場合はずっと続けていてもらちがあかないので、家庭裁判所で分割調停する事になります。
それでも解決しないなら裁判で争う事になります。親族で裁判を間にはさんで争うのなんて嫌な気分になってしまいますよね。なかなか難しいですが、やはりお互い気持ち良く、大人な態度で遺産分割協議だけでまとめるのがベストです。